ひたち圏域MaaSプロジェクトでAIデマンドサービスが始まります

ひたち圏域新モビリティー協議会(以下、「協議会」)は、国土交通省総合政策局モビリティサービス推進課が実施する令和2年度日本版MaaS推進・支援事業の支援を受け(新型コロナウイルス感染拡大の影響により令和3年度に実施)、6月11日から、茨城県日立市大沼エリア/宮田・助川・成沢エリアでAIデマンドサービスの運行を開始します。本取組は、日立市および茨城交通株式会社(本社:茨城県水戸市、代表取締役社長:任田正史、以下「茨城交通」)、電鉄タクシー株式会社(本社:茨城県日立市、代表取締役社長:任田正史、以下「電鉄タクシー」)、株式会社ナビタイムジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:大西啓介、以下「ナビタイム」)、Via Mobility Japan 株式会社(本社:東京都港区、CEO:西島洋史、以下「Via」)、株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役グループCEO:松本順、以下「みちのりHD」)が実施します。

AIデマンドサービスは、利用者(複数)のリクエスト(乗車地点・目的地・乗車時刻)を受け取り、希望地点近傍の乗降場所を通るように経路を変更し、運行します。従来の固定ダイヤ・固定ルートに比べて、大幅に利便性が向上します。本サービスではViaのAIプラットフォームを活用したオンデマンドタクシーを、ナビタイムが開発した「Hitachi MaaS」アプリから検索・予約・発券します。また、乗換検索にAIデマンドサービスを融合させることで、AIデマンドサービスが地域交通の一つとして利用者に認知され、シームレスに利用できる環境を提供します。

図1.「Hitachi MaaS」アプリ

【AIデマンドサービスの概要】

  • 運行エリア :日立市大沼エリア/宮田・助川・成沢エリア (下図参照)
  • 運行期間 :令和3年6月11日(金)~7月22日(木)
  • 運賃 :2km以内400円/2km超600円
  • 乗降場所 :大沼エリア 約230箇所
    宮田・助川・成沢エリア 約350箇所
  • 運行時間 :大沼エリア 午前9時~17時
    宮田・助川・成沢エリア 午前9時~12時、14時~17時
  • 車両 :大沼エリア セダン型タクシー(定員2名)
    宮田・助川・成沢エリア ジャンボタクシー(定員3名)
  • 利用方法 :「Hitachi MaaS」アプリから検索・予約・発券する

図2.AIデマンドサービス運行エリア(左図:大沼エリア/右図:宮田・助川・成沢エリア

写真:宮田・助川・成沢エリアを運行する車両

【AIデマンドサービスの技術的特徴】 

  • AIデマンド配車:ダイナミックルーティング

AI(人工知能)を利用した「ダイナミックルーティング」を行います。これは、乗車希望者がアプリを利用し、乗車リクエスト(希望乗車・降車場所を選択)を行うと、リクエスト内容とその時の車両や道路の状況に合わせてAIがルートを計算して、効率的な配車・運行を行うサービスです。

この「ダイナミックルーティング」は、TransitTech(トランジットテック) の世界的パイオニアであるViaにより開発され、日本を含む全世界180を超える自治体、公共交通機関、法人、教育機関等にサービスを提供しています。

本システムでは、バーチャルバス停(VBS/標柱を置かない乗降場所)を多数設定し、利用者の乗車希望場所と目的地(降車希望場所)に対して、最適な運行経路(ルーティング)を設定します。また、乗客に対しては最も効率的なバーチャルバス停をアプリで通知し、乗降していただきます。

 

  • アプリ(乗換検索、予約・決済、チケット発券)

デマンドサービスは、運行経路や運行時刻が事前に定まっておらず、定時定路線型のバスなどと組み合わせた経路の提示が難しいことが課題になっていました。本取組ではViaのAIプラットフォームにより運行予想時間や配車経路の算出、乗車人数の管理を行い、さらにナビタイム独自のマルチモーダル経路探索エンジンをもとに、AIデマンドサービスの仮想停留所などの情報を考慮することで、定時定路線型のバスなどと、不定期自由経路型のAIデマンドサービスを組み合わせた最適な乗換検索の提供を実現しています。

本技術によって、利用者は乗換検索アプリとデマンド型交通アプリを別々にダウンロード・操作する必要が無くなり、乗換検索からAIデマンドサービスの予約、決済まで一貫して行えます。

 

【今後のサービスの展開】

本取組では地域の移動の基幹となるバスなどの公共交通サービスを補完する末端交通として、AIデマンドサービスの持続的な可能性を検討し、地方における交通モデルを検討します。特に公共交通の分担率が低い地方部において、日頃、公共交通を利用しない地域住民や域外からの来訪者などをターゲットに、「Hitachi MaaS」アプリを通じてシームレスな利用環境を提供することで、新たな利用者層の発掘を目指します。
またモデル地域として取組を進めるひたち圏域MaaSプロジェクトにて検証された技術を同じような交通課題を抱える地方部への提供を模索していきます。本事業を支援している国土交通省総合政策局モビリティサービス推進課と連携することで、日本の公共交通の改革を、茨城県日立市から発信していきます。

【各社の役割】

日立市 ・実証に係る各種調整

・市政策への反映 等

茨城交通 ・協議会の組成、開催、運営

・バス利用者への告知 等

電鉄タクシー ・車両運行にかかわる業務
ナビタイム ・「Hitachi MaaS」アプリの開発・提供

・マルチモーダル経路探索技術の提供

・AIデマンドサービスの予約・決済・チケット発券

Via Japan ・AIデマンドの配車アルゴリズムの提供
みちのりHD ・実証計画の策定

・サービス・アプリの仕様設計

・新モビリティサービスの採算性分析 等

Samurai MaaS : ダイナミックルーティングバス 「MyRideさわやか号」の実証運行開始

会津Samurai MaaSプロジェクト協議会及び会津若松市、会津乗合自動車株式会社(本社:福島県会津若松市、代表取締役社長:佐藤俊材、以下「会津バス」)、株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役グループCEO:松本順、以下「みちのりHD」)、Via Mobility Japan株式会社(本社:東京都港区、CEO:西島洋史、以下「Via Japan」)は、2月15日より、会津若松市の金川町・田園町周辺および市役所・AiCT周辺を運行エリアとしたダイナミックルーティングバス「MyRideさわやか号」の実証実験を開始します。

会津若松市及び会津バスでは金川町・田園町住民コミュニティバス運営協議会と連携し、2014年より、住民コミュニティバス「さわやか号」を運行してきました。今回の実証運行は現状の定時・定路線の運行で満たしきれない移動需要への対応及び需要創造、そしてダイナミックルーティングシステムの運行効率化効果を検証するものです。さらに、同システムのより広範囲での導入についてもあわせて検証いたします。

なお本事業は、会津若松市の「新モビリティサービス推進事業」の一環として、市の参画する会津Samurai MaaSプロジェクト協議会が会津バスに事業委託して実施するものです。

【ダイナミックルーティングの特徴】

ダイナミックルーティングシステムは、利用希望者が専用アプリから出発地、目的地、予約人数を指定して乗車予約を行うと、その予約内容や他の乗客の予約内容、道路混雑状況などに合わせてAI(人工知能)が最適な運行ルートやスケジュール(ダイヤ)を算出するシステムです。今回のダイナミックルーティングサービスでは、標柱のないバーチャルバス停(VBS)を含むバス停を多数設定し、専用アプリ「MyRideさわやか号」での乗車予約に対して最適な運行計画をリアルタイムで算出します。利用者の皆様には専用アプリで通知したバス停にて乗車いただき、目的地最寄りのバス停にて降車いただきます。

このダイナミックルーティングシステムは、TransitTech(トランジットテック) の世界的パイオニアであるViaにより開発され、日本を含む150を超える自治体、交通機関、民間企業、教育機関等にサービスを提供しています。

【サービス設計の特徴】

今回のサービスにより、利用者に次のメリットを提供します。

  • 多数あるVBSを利用することで、既存バス停よりも希望場所に近い場所で乗降できます。
  • 固定ダイヤ(現行1日3便)に比べて、利用したいときに呼べる(オンデマンド)。
  • 利用者はアプリ画面で、乗車するバス停(既存またはVBS)までのルートや、乗車する車両の現在位置・到着予想時刻、車両情報(ナンバープレート等)を確認できます。
  • 乗車後は、車両のリアルタイムの位置と目的地への予定到着時刻が表示されます。

ダイナミックルーティングバス「MyRideさわやか号」は、金川町・田園町の住民やAiCT勤務者、市役所利用者らに利用コードを配布し、専用アプリを通じてご利用いただきます。会津若松市では市内でも高齢化率の高い金川町・田園町において、スマートフォンの貸出しや使い方教室などを実施してきており、本実証事業においても専用アプリの使い方をレクチャーします。また同時に、同エリアの住民が頻繁に利用する病院や商業施設にはサポートデスクを設置し、スマートフォンをお持ちでない方や利用コード非対象のゲストの方に、専用アプリでの予約をサポートします。

従来のコミュニティバスは、便数・ダイヤ・乗降場所ともに限られておりましたが、今回、オンデマンド+ダイナミックルーティングの利便性の向上により利用頻度の増加を期待しています。また、朝晩は市役所・Aictへの通勤、昼間はショッピングセンターへの買い物というニーズにそったエリア設定により新たな利用者が増えることを期待しています。

【従来の「さわやか号」とダイナミックルーティングバス「MyRideさわやか号」の比較】

【実証運行】

  • 運行期間:2021年2月15日(月)~4月9日(金)の8週間、平日(月~金)のみ運行
  • 運行エリア:会津若松市内 朝晩:市役所・AiCTシフト 昼:金川町・田園町シフト
  • 乗降場所:185箇所(既存バス停:100か所 バーチャルバス停:85か所)
  • 予約時間帯:朝:7時30分~10時 昼:10時~16時30分 晩:16時30分~19時30分
  • 料金:1乗車あたり大人400円/小人200円。1か月定期2,500円(さわやか号との共通定期)
  • 車輛:9人乗りジャンボタクシー(乗客定員:8人)
  • 主な利用対象者:金川町・田園町の住民をはじめとする利用コード配布対象者
  • なお実証期間中も従来の「さわやか号」は運行いたします。

<運行エリア図:VBSの範囲と定時定路線ルート>

昼:「一日中エリア」+「昼エリア」

平日 10:00-16:30

*金川町・田園町を中心に、アピオ、

病院をカバー

 

朝晩:「一日中エリア」+「朝晩エリア」

平日 7:30-10:00/16:30-19:30

*金川町・田園町周辺から、市役所・AiCT

をカバー

My Rideさわやか号」のサービス利用フロー】

 

【会津Samurai MaaSプロジェクトについて】

  • 「スマートシティ会津若松」を掲げる会津若松市では、ICTを積極的に活用したまちづくりをおこなっています。その交通分野における取り組みが「会津Samurai MaaSプロジェクト」です。本プロジェクトは、地元交通事業者・大学・企業・自治体等を中心に、2019年7月に協議会として発足しました。
  • このプロジェクトでは、官民連携で会津地域でのMaaS実装を目指します。すなわち、さまざまな交通機関・ユーザー、また、経路検索・発券・決済などの諸機能、観光や商業との連携などを統合していくことで従来にない利便性や快適性、楽しさを提供し、人・情報・経済の活性化につなげていくことです。

会津若松市での「ダイナミックルーティング」バス運行開始

Via Mobility Japan 株式会社(本社︓東京都港区、CEO︓⻄島洋史、以下「Via Japan」)、株式会社み ちのりホールディングス(本社︓東京都千代⽥区、代表取締役グループ CEO︓松本順、以下「みちのり HD」)、 会津乗合⾃動⾞株式会社(本社︓福島県会津若松市、代表取締役社⻑︓佐藤俊材、以下「会津バス 」)は、 2020 年 10 ⽉ 27 ⽇より、会津若松市内で医療⽤内視鏡および周辺機器の開発・製造を⾏っている会津オ リンパス株式会社の従業員を対象とした通勤客向けに「ダイナミックルーティング」サービスを開始しま す。 

本事業は、国⼟交通省の令和元年度「新モビリティサービス推進事業(新型輸送サービス導⼊⽀援事業)」 の採択を受けており、AI を利⽤した中型バスでの「ダイナミックルーティング」は⽇本初となります(当 社調べ)。 

「ダイナミックルーティング」は、利⽤希望者が専⽤アプリ「My Ride」や会員⽤サイトから利⽤予約 登録(希望乗⾞・降⾞場所と利⽤時間の選択)を⾏うと、その予約状況に合わせて AI(⼈⼯知能)が⾞両 のルートやスケジュール(ダイヤ)を計算して、効率的な配⾞・運⾏を⾏うサービスです。今回のダイナ ミックルーティングは、全世界約 120 都市でサービスを提供し世界有数の実績を持つ TransitTech(トラ ンジットテック) のパイオニア Via Transportation, Inc(本社︓⽶国)、及びその⽇本法⼈である Via Japan がシステムを開発しました。 

本システムでは、バーチャルバス停(VBS/標柱を置かない乗降場所)を多数設定し、予約のリクエス トごとに 10,000 通り以上の組み合わせを数秒間で計算する複雑なアルゴリズムをもとに、予約者の乗⾞ 希望場所と⽬的地(降⾞場所)、乗降希望時間帯に対して、最適な⾞両とルーティングを設定します。また、 乗客に対しては最も効率的な停留所を指定して乗降をしていただきます。 

これまで国内ではワゴン⾞やワンボックスカーなどを 使⽤して実証・実験が⾏われていますが、会津バスは、⽇ 本で初めて中型バス⾞両で AI を利⽤した本サービスの商 ⽤運⾏を⾏います(当社調べ)。

今回の「ダイナミックルーティング」により、利⽤者は次のメリットを享受することができます。

  • 多数ある VBS を利⽤することで、既存バス停よりも⾃宅に近い場所で乗降ができます。
  •  利⽤者はアプリ画⾯で、乗⾞するバス停(既存⼜は VBS)までのルートや、乗⾞する⾞両の現在位 置・到着予想時刻、⾞両情報(ナンバープレート等)を確認できます。
  • 乗⾞後は、⾞両のリアルタイムの位置と⽬的地への予定到着時刻が表⽰されます。

会津バスは、従来の定時定路線型に加えて「ダイナミックルーティング」システムを導⼊することで、 地域住⺠と観光客等のそれぞれの利⽤要望に合わせた効果的な路線バスサービスを提供できるようにな ります。本サービスの成果をふまえて、関係者(⾃治体・病院・学校・企業等)と協議を⾏いながら会津 地域の路線バスにおいて利⽤対象者とエリアを拡⼤させていき、持続的な公共交通の構築を⽬指します。 

Via Japan では、⾼い信頼性を持つ⾃社のダイナミックルーティングによって、交通空⽩地帯の解消や ⾼齢者の免許返納後の交通⼿段提供、学校統廃合を⽀えるスクールバスなど、様々な交通課題の解決が可 能になると考えています。他地域においても、交通機関、⾃治体や企業と連携しながら交通課題の解決を ⽀援していきます。 

今回ご協⼒頂く会津オリンパス株式会社では、環境への配慮と従業員の⾃家⽤⾞の駐⾞場確保問題の解 決のため、バス停から⾃宅が近い従業員には通勤バスの利⽤を促し、この取組に対して国から認証(国⼟ 交通省「エコ通勤優良事業所」制度)と表彰(平成 30 年交通関係環境保全優良事業者等⼤⾂表彰)を受 けています。

【運⾏内容】 

  • 運⾏開始︓2020 年 10 ⽉ 27 ⽇(⽕)
  • 運⾏エリア︓会津若松市内(下記地図参照)
  • 乗降場所︓456 箇所(既存バス停 309、バーチャルバス停 147)
  • ⾞両数︓当⾯は2台で運⾏
  • 利⽤対象者︓会津オリンパス従業員のバス通勤者(30 名から開始し、順次拡⼤予定)
  • 運⾏時間帯︓出勤(7〜8 時台)、退勤(18〜20 時台)
    • 同時間帯には定時定路線便も運⾏しており、利⽤者は「ダイナミックルーティング」便と両⽅を 選択可能。 

茅野市とViaが茅野市初のオンデマンド公共交通サービスの導入を発表

2020年11月5日(茅野市、日本)茅野市はトランジットテックの最大手のViaとパートナーシップを組み、今井市長のリーダーシップのもと初めてのオンデマンド交通サービスを導入する。茅野市にとってこの取組みは日本政府が推進するスーパーシティの採択に向けた鍵となります。

12月にローンチ予定の 「のらざあ」(サービス名)はオンデマンド相乗りタクシーサービスであり、核心技術をViaが提供する。交通空白地への交通手段の提供や、限定的なバスの便数を補完する役割を果たし、特に自家用車を持たない学生や、免許返納対象になる高齢の方々の新たな交通手段になることが狙いとしています。自家用車に頼らずに誰もが安全に移動できる、安価で便利な交通手段を提供することという茅野市のビジョンを実現に近づけます。「限られた車両で最大の人数を運ぶ」テクノロジーを持ち、世界的な実績を誇るViaだからこそできるサポートです。

茅野市今井敦市長は「のらざあは、茅野市がスーパーシティ構想を進めるための重要な柱の一つ。成功を確実なものにすべく、世界最大手のViaのシステムを採用することに決定した。自家用車での移動比率の多い茅野市では様々な交通課題が顕在化している。例えば、高齢者の免許返納をどうしていくのか、親にお願いしないと遊びにいけない中学生・高校生たちにどう自由な移動を提供するのか、仕事中に親の通院や介護をどうするのか、といった問題だ。こうした課題に対して、のらざあという手段を提供し、市民と一緒に解決の鍵を見つけていきたい」と述べています。

「Viaは公共交通インフラのオンデマンド化を推進し、日本の新たな交通の時代を切り開こうとしている。」とVia Japan CEOの西島は話しています。「自治体は公共交通の利用率向上や効率化を図りつつ、安価で誰でもアクセスできる公平性を保たなければならない。その実現には、テクノロジーが鍵となることを、茅野市とViaのパートナーシップを通して証明していきたい」 Viaの創業者兼CEO、Daniel Ramotは「茅野市、今井市長とのパートナーシップを発表できることを嬉しく思っています。交通分野におけるイノベーション、テクノロジーを活用したモビリティの進化を日本で起こしていきたいと考えています。茅野市は日本の次世代交通のパイオニアであり、「のらざあ」は今後の自治体における先行事例となるでしょう。」とコメントしています。

コロナによる需要減という、公共交通を直面している影響に対応するため、茅野市はオンデマンド技術を活用することで、従来の固定的な定時定路線の交通網を効率化し、乗客数の利便性向上と交通機関の採算性向上の両立を狙っています。

今回、茅野市はViaとともに高齢者の活用を想定し地域に合ったサービスを設計しています。「のらざあ」の予約はアプリでも電話でも可能、決済もアプリ内決済も現金もどちらも可能です。また市内に設定した数百の仮想バス停での乗降により乗車効率を担保しつつ、事前に登録した高齢者向けにはドアツードアの乗降を可能にすることで、誰もが安心して利用できるサービスの質も両立させています。加えて、アプリ内で代理予約も簡単にできるようになっており、家族がスマートフォンに慣れていない高齢者向けに予約するといったユースケースにも対応しています。

このような高齢者向けに特化した多数の機能の投入はViaとしても初めての取り組みとなるが、高齢化が加速する日本市場においてはこのソリューションのニーズは大きいと考えております。高齢者でも活用できる効率的なテクノロジーを活用した交通手段が実現できれば、様々な自治体の課題解決に繋がる可能性があります。
10月に発表したViaと株式会社みちのりホールディングスによる日本初のバスによるオンデマンド商用運行、8月に発表した日の丸リムジン向けのハイヤー配車業務の自動化に続き、今回の茅野市はViaにとって初めての日本の自治体との直接的な取り組みです。国内では他にもViaは伊藤忠のオンデマンド企業シャトルに技術提供ををしています。

Viaは世界的に様々な自治体や公共交通機関とともに、公共交通のあり方を定時・定路の固定的なものから時間と経路を都度最適化するダイナミックなものに進化させてきました。現在150社・25カ国以上のパートナーのサービスをサポートしています。

Viaについて:
TransitTech(トランジットテック)のパイオニアであるViaは2012年に設立され、世界各地に於いて、従来の定時定路線の交通をオンデマンド交通に変革する支援をしています。Viaの技術は、世界中の公共交通機関、民間交通事業者、タクシー会社、民間企業、大学を始めとした、数多くのパートナーに提供されており、様々な公共交通機関インフラサービスとの統合を行いながら、最先端のオンデマンドモビリティを実現しています。コロナ禍においては、世界中で、医療従事者やコロナ患者の輸送シャトルや、増大する食事や日用品のデリバリー向けのソフトウェアを提供することで、この環境下でも事業を成長させています。詳細はヴィアのウェブサイトをご覧ください。
≪会社概要≫
社名:Via Mobility Japan株式会社
住所:東京都港区六本木7−15−7新六本木ビル六本木SENQ
代表者:西島洋史
本件対応窓口:via-japan@viajapan.jp

株式会社日の丸リムジンとヴィアジャパン株式会社、 配車業務効率化に向けたパートナーシップ締結を発表 -ヴィアのソリューションを通じ日の丸リムジンの業務効率化を支援-

国内最大手のハイヤー会社である株式会社日の丸リムジン(以下日の丸リムジン)と、TransitTech(トランジットテック)のパイオニアで公共交通向けに世界20カ国以上でソリューションを提供するヴィアモビリティジャパン株式会社(以下ヴィア)は、配車業務効率化に向けたパートナーシップ締結を発表しました。パートナーシップには、ヴィアによる配車ルート設計やドライバー向けスマートフォンアプリの提供、効率化への助言等も含まれています。

業務提携の第一弾として、日の丸リムジンとヴィアは、東京都内の配車オペレーションへヴィアシステムを導入しました。ヴィアシステムの導入前は配車業務や複雑なルート設計を毎日深夜帯に手作業で実施していましたが、システム導入後2週間で以下3つの効果が確認されています。

  • 配車・ルート設計や社員間コミュニケーションに関する業務時間について従来に比べて80%以上の効率化を実現
  • 効率的な配車を実現し10%程度少ない車両で従来同様の乗車需要に対応
  • 最適化されたルートが表示されるドライバー向けのスマートフォンアプリを、ドライバーが活用するため、安定した運行を担保

今後、日の丸リムジンとヴィアは、日の丸リムジンのもつ安全管理や労務管理、顧客特性に応じた配車ノウハウと、ヴィアのテクノロジーを融合することで、更なる効率化を図り、ソリューション提供を行っていきます。

今回のパートナーシップについて、株式会社日の丸リムジン 富田和宏社長は「従来型のハイヤー・タクシー事業では高いレベルの安全や衛生、サービスが国内外から評価を頂いているが、効率面に課題があった。ヴィアとの取り組みはこの課題を解決する大きな一歩となると共に、地域交通の課題解決に寄与する取り組みにしてゆきたい」と述べています。

西島洋史ヴィアジャパンCEOは、「2019年に、米国に本社を置くヴィア、伊藤忠商事と森ビルがヴィアモビリティジャパンを設立して以来、複数の案件を手掛けてきたが、今回の日の丸リムジンとのパートナーシップにより、ハイヤー・タクシー事業の効率化に貢献できることを確認できた。これには、コロナ対応という面で3つの大きな意味がある。1つ目は、多くの交通事業者がコロナの影響で需要減に直面する中、コスト削減は急務であり、その中でヴィアが効率化に貢献できること。2つ目は “密“を避けることができるハイヤー・タクシーが、より効率的になることで、Withコロナ時代に求められる交通手段として、より魅力的になること。3つ目は、システムによる配車・ルート設計や、スマートフォンによるルート指示により、手作業・紙・FAXといった手段に依存する必要が減り、働き方改革が加速すること。こうした貢献を通じ、コロナ禍で課題に直面する日本の交通業界が、今後はGoToキャンペーンやオリンピック、中期的にはインバウンド観光の復活など、重要な局面を迎える中で、ヴィアとしては存在感のある役割を果たしていきたい」と抱負を語っています。

ヴィアのシステムは世界中の自治体や交通事業者に採用されており、スマートフォンを使ったバスやタクシーのオンデマンド予約受付や、配車・ルート設計の自動化のためのソフトウェアを提供をしています。ヴィアは現在、20カ国以上で100以上のパートナーシップを立ち上げており、オンデマンド交通システムを利用して世界中の公共交通を再創造しています。日本市場においても発表済みの森ビルや伊藤忠商事の従業員向けオンデマンドシャトルや今回の日の丸リムジンとのパートナーシップに加え、更なる案件の立ち上げを進めています。

株式会社日の丸リムジンについて

創業70年を迎えた業界大手の日の丸自動車グループに属するハイヤー・タクシー会社。東京23区および武三地区を営業区域とし、ハイヤー事業を主たる事業として展開、国内VIPや企業の役員および社員送迎業務を基盤とすると共に、インバウンドマーケットでは業界一の実績を誇り、ニーズに合った車両の品揃えや経験豊富な英語のできる乗務員を多数確保するなど国際イベントや訪日VIPの送迎では高い評価を獲得。また近年の気候変動に留意し、環境配慮型の交通インフラ実現のため、業界に先駆け、電気自動車のハイヤー車両やタクシー車両を導入するなど、社会問題解決に積極的に取り組む。

≪会社概要≫

  • 社名:株式会社日の丸リムジン
  • 住所:東京都文京区後楽1-1-5 水道橋外堀通ビル7階
  • 電話:03-5689-0423
  • 代表者:富田和宏
  • 本件対応窓口:神田 pr-dep@hinomaru.co.jp

ヴィアについて

TransitTech(トランジットテック)のパイオニアであるヴィアは、世界各地に於いて、従来の定時定路線の交通をオンデマンド交通に変革する支援をしています。ヴィアの技術は、世界中の公共交通機関、民間交通事業者、タクシー会社、民間企業、大学を始めとした、数多くのパートナーに提供されており、様々な公共交通機関インフラサービスとの統合を行いながら、最先端のオンデマンドモビリティを実現しています。コロナ禍においては、世界中で、医療従事者やコロナ患者の輸送シャトルや、増大する食事や日用品のデリバリー向けのソフトウェアを提供することで、この環境下でも事業を成長させています。詳細はヴィアのウェブサイトをご覧ください。

≪会社概要≫

  • 社名:Via Mobility Japan株式会社
  • 住所:東京都港区六本木7−15−7新六本木ビル六本木SENQ
  • 代表者:西島洋史
  • 本件対応窓口:川島 kawashima.atsushi@viajapan.jp

米国Via社、シリーズE 資金調達を実施。今後、更に効率的で持続可能な公共交通の発展を支援する。

2020年3月30日(ニューヨーク市、ニューヨーク州)—世界の公共交通デジタルインフラを提供しているViaは、この度シリーズEの資金調達ラウンド(リード EXOR社)をクローズしました。これにより、当社の評価額は 22.5億ドルとなり、そのビジョンである効率的でアクセスしやすく公平な公共交通の推進が可能になりました。

Viaのテクノロジーは、自治体や既存交通機関による次世代の公共交通の実現(定時定路線運行を柔軟な交通網へ移行など)を支援しています。Viaのアルゴリズムでは、同方向に向かう複数の乗客や団体をリアルタイムで効率的に組み合わせ、高品質で低コストの交通の実現と渋滞緩和やCO2排出量の削減の実現が可能です。Viaは20か国 70を超える都市で展開しており、そこに留まらず急速に成長している世界有数の交通のテクノロジープロバイダーです。 今まで、Viaのプラットフォームは、世界中で7,000万回以上の乗車に活用されてきました。自治体、公共交通機関、民間交通事業者、企業、小学校や大学などの100以上のパートナーと一緒に抱えている課題に取り組むことで、交通システムの最適化を実現しています。

Viaは、困難な環境下にある様々な都市を積極的に支援すべく、交通に関する経験や技術力を組み合わせたプラットフォームをベースとして、必要物資や医療関係者等の緊急用の交通支援を始めました。この緊急交通サービスや交通網最適化コンサルティングは、COVID-19の影響を受ける、ベルリン、オハイオ州、マルタなどの世界中の様々な場所で活用されています。

Viaの資金調達シリーズEのリードインベスターEXOR社は2億ドルを出資、EXOR Seeds投資部門の責任者であるNoam Ohana氏 ­はViaの取締役に加わります。今回、新規投資家として Shell、Macquarie Capita、森ビルが加わった他、既存投資家のPitango、83North、Hearst Ventures、Ervington Investments、Planven Ventures、 Broadscale Group、RiverPark Venturesから追加で出資しています。

Viaの共同創設者である、Oren Shoval と Daniel Ramotの両名は下記の通りコメントしております。「John氏とNoam氏を代表とするEXORチームとパートナーとなることで、今後一層、様々な都市で、アクセスしやすく手頃な価格の、環境にやさしい交通手段の提供支援ができることを光栄に思います。特にこのような困難な時代において、Viaの公共交通システムのビジョンに対するEXORによるコミットメントは大変有難く考えております。困難な状況下で、行政と共に当社の技術と経験等の専門性を活かして、交通の最適化、医療関係者等の交通の足の提供や生活必需品の運送の支援をさせて頂くことを誇りに思っております。」

EXOR社の会長兼最高経営責任者であるJohn Elkann氏から、この度の出資に関して、次のようにコメントを頂きました。「この特異で困難な時期こそ、革新的で持続可能な未来のために断固として取り組むことが今まで以上に重要になっています。 DanielとOrenを初めとする課題解決に優れた技術開発を実行できるチームとパートナーとなることで、より良い明日のために継続的に取り組むEXOR社の姿勢をお示しすることができます。」

 Via社について

Viaは、移動の在り方を見直し、固定の時刻表・路線による交通からダイナミックな交通ネットワークへの移行を促します。Viaのモバイル・アプリは、同方向に向かう複数の利用者を繋ぎ、スムーズに車両を共有することができます。2013年にニューヨークで最初のサービスを開始して以降、欧州の ViaVan を含め、世界展開をしています。現在では、公共交通当局、民間交通事業者、タクシー会社、民間企業、大学など、100を超えるパートナーと組むことで世界中で交通インフラに最先端のモビリティイノベーションを提供しています。詳しくは、ridewithvia.com をご覧ください。

Exor社について

EXORは、Agnelliファミリーによる欧州最大の多角化企業の1社です。 1世紀以上に渡り、EXORは投資に成功し、企業文化として起業家精神と財務規律を併せ持つ優れた会社を世界中に築いてきました。 2019年12月31日現在の純資産価値は約260億ドルで、そのポートフォリオは主に、EXORが筆頭株主である以下の会社で構成されます:PartnerRe、Ferrari、Fiat Chrysler Automobiles、CNH Industrial、Juventus FC、The Economist Group